朝田会長がグローバルリスク・シンポジウムに参加
Date:2019/9/19(Thu)
9月19日、英国市場協議会 朝田会長は、国際文化会館(岩崎小彌太記念ホール)で開催されたグローバルリスク・シンポジウム(国際経済交流財団(JEF)、Komatsu Research & Advisory(KRA)による共催)に参加しました。
シンポジウムは朝田会長の来賓挨拶を皮切りに、前半セッションでは、北朝鮮やイランの核拡散問題に関し、米国と韓国の2つの視点からスピーチが行われました。後半セッションでは、英国と欧州双方の視点から、Brexitと今後の日英関係の展望、そして、地政学・軍事面で注目され始めている環インド洋・太平洋戦略の本質的な重要性に関するスピーチが行われました。
来賓挨拶の中で、朝田会長は、国際的な核の不拡散体制の強化と中東/東アジア地域の安定に向けて、冷静かつ長期的な観点に立ち、軍事的衝突を回避しながら問題解決に向けたプロセスを進めることが重要である旨を述べられました。また、拡大する日英貿易・投資関係に言及しつつ、Brexit後も、ロンドン・シティにおける金融の役割が他のEU拠点に取って代わられる可能性は極めて低いであろうとの見解を示されました。その後のシンポジウムの中で、デイビッド・ライト卿(元駐日英国全権大使)から、同見解を力強く後押しするコメントがありました。
シンポジウムは、Komatsu Research & Advisoryの小松啓一郎代表がモデレーターとして議論をリードする中、各登壇者より地政学的観点から幅広い意見が述べられ、約120名の参加者は活発な議論に真剣に耳を傾けました。
登壇者による集合写真
朝田会長による来賓挨拶
朝田会長による来賓挨拶